目次
設計メニュー
部品を追加
「
部品
」を追加します。
部品構成
「
部品構成 ウインドウ
」を開きます。
部品検索
使用されている部品を種類別に列挙します。
一覧内で選択すると、
設計ウインドウ
内でも選択状態になります。
このとき、他の部品の下に隠れていても、表に出ます。
また、ここで順番を変えられます。
順番を変えると添字が変わりますが、動作には影響ありません。
アナログ入力
「
POT
」「
VDSW
」などを、
SyndiyIO
のアナログ入力(Ai)に割り当てます。
「種類」は使用する装置の種類です。
「(なし)」はプリセット式シンセサイザーを製作する際に使用することになります。
「装置」は複数の SyndiyIO の識別番号です。
「順番」は各 SyndiyIO の中のアナログ入力番号を指定します。
「記憶」を選ぶと、音色プログラムに記憶されます。
「値」は実物の可変抵抗器の代わりに操作できます。
デジタル入力
「
SW
」「
JKI
」などを、SyndiyIO のデジタル入力(Di)もしくは「
VDSW
」に割り当てます。
「種類」は使用する装置および実物の部品の種類です。
(なし)
実物の部品を使用しません。
プリセット式シンセサイザーを製作する際に使用することになります。
SyndiyIO モーメンタリー
SyndiyIO に接続したモーメンタリー スイッチ(押している間だけ接点閉じ)を使用します。
押されるたびに
SyndiyCore
が ON/OFF 状態を切り替えます。
SyndiyIO トグル
SyndiyIO に接続したトグル スイッチ(スイッチ自体が ON/OFF 状態を保持)を使用します。
VDSw モーメンタリー
「
VDSW
」に接続したモーメンタリー スイッチ(押している間だけ接点閉じ)を使用します。
押されるたびに SyndiyCore が ON/OFF 状態を切り替えます。
VDSw トグル
「
VDSW
」に接続したトグル スイッチ(スイッチ自体が ON/OFF 状態を保持)を使用します。
VDSw は複数スイッチの同時操作には対応しませんので、この使用機会はあまりないかもしれません。
「装置」は複数の SyndiyIO もしくは VDSw の識別番号です。
「順番」は各 SyndiyIO の中のデジタル入力番号、もしくは VDSw のスイッチ番号を指定します。
VDSw
の説明用回路図中ではスイッチ番号を「0」から付与していますが、ここでの設定は「1」からです。
「記憶」を選ぶと、音色プログラムに記憶されます。
「値」は実物のスイッチの代わりに操作できます。
デジタル出力
「
SW
」の 状態表示用 LED や「
JKO
」などを、SyndiyIO のデジタル出力(Do)に割り当てます。
「種類」は使用する装置の種類です。
「(なし)」は LED 表示を行わない場合に使用することになります。
「装置」は複数の SyndiyIO の識別番号です。
「順番」は各 SyndiyIO の中のデジタル出力番号を指定します。
プログラム
音色プログラムを管理します。
各プログラムには任意の名前を付けられます。
「+」ボタンを押すと、その時の「アナログ入力 ウインドウ」「デジタル入力 ウインドウ」の「値」の状態を記録します。
これらの音色プログラムは、「
装置へ書き込み
」によって、
設計
(部品接続)とともに装置(およびファイル)に保存されます。
プリセット式シンセサイザーや、プログラマブル シンセサイザーの初期データとして使用できます。
プログラマー
音色プログラム機能の設定をします。
音色プログラム機能を使用する場合は「使用」を選びます。
1つの「バンク」には、複数の「プログラム」が含まれます。
「バンク」は「バンク スイッチ」の ON/OFF のすべての組み合わせで区別されます。
(ただし、すべてのバンクスイッチが OFF のものはありません)
バンク スイッチ数を「b」とすると、バンク数は 2ᵇ-1 個です。
(例:バンク スイッチ数が「4」の場合は、バンク数は「15」個)
バンク スイッチ数を「1」にすると、バンク スイッチを使用せずに、プログラム スイッチだけで音色プログラムを選択できます。
音色プログラム機能を使用する場合、「MANUAL」「WRITE」の2つのスイッチも使用できます。
「MANUAL」は
SyndiyIO
のアナログ入力(Ai)や、「トグル スイッチ」が割り当てられているデジタル入力(Di)の状態をそのまま反映します。
「WRITE」を押すと、「音色プログラム記録準備状態」になります。
実際の記録は、記録先のプログラム スイッチを 0.5 秒以上押し続けると実行されます。
それまでは、バンク/プログラム スイッチを操作(短時間だけ押す)して、記録先を選べます。
また「WRITE」を再度押すと、記録を中止できます。
音色プログラム機能を使用すると、専用のスイッチ部品が「FNSW」(ファンクション(機能)スイッチ)として「デジタル入力 ウインドウ」「デジタル出力 ウインドウ」に現れます。
これらは設計ウインドウには現れません。
そこで実物のスイッチ部品および LED に割り当てます。
入出力装置
SyndiyIO
の設定を行います。
「入出力装置数」は使用する SyndiyIO の数です。
「可変値解像度」は、アナログ入力(Ai)の解像度を制限します(ビット数)。
「0」では制限しません。
制限しない場合、アナログ入力のノイズなどによる変動が常に反映され、設定値が安定せず、音が濁った感じになる場合があります。
「7」(128段階)もしくは「8」(256段階)が適当と思わまれます。
実機の動作に応じて調節してください。
「Di」はデジタル入力数です。
「Ai」はアナログ入力数です。
「Do」はデジタル出力数です。
SyndiyIO の全 40 個の端子のうち、入出力に使用できるのは 34 個です。
(他の 6 個は電源と通信に使用します)
入出力に使用できる端子の中で、デジタル入力、アナログ入力、デジタル出力を順に割り当てます。
1番目の端子はデジタル入力としてのみ有効に機能します。
アナログ入力とした場合は常に「0」になります。
デジタル出力とした場合は何も出力されません。
スイッチ グループ
複数のスイッチ同士の相互作用を設定します。
1つの「スイッチ グループ」に含まれるスイッチのうち、1つだけが ON 状態になるのが基本動作です。
(あるスイッチを押すと、そのスイッチだけが ON 状態になり、他のスイッチは自動的に OFF になる)
「複数」を指定すると、同時に押下された複数のスイッチが ON 状態になります。
「切」を指定すると、ON 状態のスイッチを押して OFF にできます。
ここでの相互作用は、スイッチを操作した時に適用されるものです。
音色プログラムの設定状態として制限されるものではありません。
発音数
同時発音数を指定します。
ここでの選択により、「
処理負荷
」が変わります。
「4音」では「8音」の場合の半分で、より複雑な設計が可能になります。