目次

SynVisum 提供のコンポジション(アニメーション 自然)


流星(アニメーション)



流星の表現を表示します。
(この機能を使用するには、Mac OS X 10.6 以降が必要です)
混合量フェーダーを最小から上げると、常に開始します。
このとき、0.5 秒以内に混合量フェーダーを最大にすると、その時点で開始します(明るく表示するため)。
0.5 秒経過すると、混合量フェーダーの位置によらず自動的に開始します。
「始点」「終点」の指定は、「0」が表示範囲中心で、表示範囲全幅が「2.0」です。
「範囲」は、「始点」と「終点」を自動的にばらつかせる幅です。
「移動」は移動時間です(秒)。
「痕跡」は、痕跡の残る時間です(秒)。
「幅」の指定は、表示範囲全幅が「2.0」です。

この機能で生成される画像は固い感じがします。
必要に応じて「ブラー」(ぼかし)フィルターと併用すると良いでしょう。
(ただし、「ブラー」は処理に時間がかかるので、解像度を下げるなどの工夫が必要かも知れません)


(アニメーション)



雷の表現を表示します。
(この機能を使用するには、Mac OS X 10.6 以降が必要です)
「間隔」は放電現象の時間間隔です(秒)。
混合量フェーダーを最小から上げると、常に放電します。
このとき、0.5 秒以内に混合量フェーダーを最大にすると、その時点で放電します(明るく表示するため)。
0.5 秒経過すると、混合量フェーダーの位置によらず自動的に放電します。
「点滅」は1つの放電現象の中での点滅の時間間隔です(秒)。
(図では画面取り込みのために長くしていますが、0.1 秒ぐらいが良いでしょう)
「繰返し」は点滅の最大回数です。
1 〜 最大回数のあいだで無作為に変動します。
「範囲」は放電現象が発生する横方向の範囲です。
「1」で左右端まで広がります。
「半径」は幕電(雲などが照らされて面のように光る)の大きさです(表示範囲全幅が「2.0」です)。
「上端」は稲妻の上端の縦位置です(表示範囲全幅が「2.0」です)。
「0」で中央になります。
「落雷」は落雷(地上への放電)の割合です。
「1」で毎回落雷します。
「幕電」は幕電の明るさです。
「稲妻」は稲妻の明るさ(太さ)です。
「枝」は稲妻の枝分かれの明るさです。
「画像」には幕電として照らされる画像を設定できます。
ここのフィルターとして「雲」(アニメーション)を挿入すると効果的です。


(設定例)


噴水(アニメーション)



落下する粒子を生成します。
「幅」は噴射元の横幅です(表示範囲全幅が「2.0」です)。
「高さ」は噴射元の縦位置です(表示範囲全幅が「2.0」です)。
「方位」「仰角」は噴射方向です。
「速度」は噴射初速度です。
「変化」は噴射初速度に不規則な変化を加えます。
「大きさ」は粒の大きさです。
「速さ」は全体の動作(アニメーション)の速さです。
遅くすると、規模(高さ)が大きく感じられます。
「ぼやけ」は粒の輪郭のぼやけ具合です。
「混合」は重なり部分の表示のしかたです(レイヤーの「混合方法」と同様です)。

設定例


滝。



ホースによる放水。



溶岩。


オーロラ(アニメーション)



オーロラを生成します。
緯度 65 度あたり(アラスカ フェアバンクス)のオーロラを模しています。
(この機能を使用するには、Mac OS X 10.6 以降が必要です)

「方位角」は視点の東西方向の向きです。
方位角-90090180
北半球西
南半球西
「仰角」は視点の上下方向の向きです(0 は水平、90 は真上)。
「距離」は視点の、オーロラから低緯度方向への距離です(「0.1」は 100km です)。
「画角」は観察範囲で、奥行き感も変わります。
人間の目および標準レンズは 45 度とされています。
大きくすると、広角レンズで撮影したようになります。

「速さ」は形が変化する速さです。
「振れ」は緯度方向の変化幅です。
「折り重ね」は経度方向の変化幅です。
大きくすると、オーロラ爆発時の渦のようになります。

この機能で生成される画像は固い感じがします。
「ブラー」(ぼかし)フィルターと併用すると良いでしょう。
(ただし、「ブラー」は処理に時間がかかるので、解像度を下げるなどの工夫が必要かも知れません)

設定例


オーロラの真下から東を望むと、煙がたなびくように見えるそうです。



オーロラ爆発を真下から望むと、渦を巻くように見えるそうです。


降雨(アニメーション)



雨を生成します。
「量」は、1秒あたりの雨粒発生数です。
「長さ」「幅」の指定は、表示画面の全幅が「2.0」です。
「速さ」は落下速度、「風」は横方向の速度で、1秒あたりの移動量の指定は、やはり表示画面の全幅が「2.0」です。


紙ふぶき(アニメーション)



紙ふぶきを生成します。
花ふぶき、桜ふぶきにも応用できます。
「色範囲」は、色相の変化幅です(「0.5」で全体)。
「振れ速さ」は1秒あたりのひらめく回数です。
「振れ角」はひらめく角度です。


水面(アニメーション)



水面の表現を表示します。
「画像」を入力すると、「ゆがみ」に応じて変形し、水面下あるいは反射した像を表現できます。
[方向](角度)流れ
0
90
180(-180)
-90


天球(アニメーション)



地球から見た星空の表現を表示します。
全天で約 5000 個の、6等級以上の恒星を表示します。
(この機能を使用するには、Mac OS X 10.6 以降が必要です)



「位置」が「(無指定)」の場合、シーン実行時に表示範囲が変わりません。
(下の「赤経」「赤緯」の操作でも変化しません)
「座標」の場合、表示範囲を「赤経」「赤緯」で指定します。
通常、「赤経」は一周を24時間で指定されますが、ここでは便宜上一周を360度で指定します。
赤経[時]角度[°]
00
690
12180
18270
24360

星座名で指定することもできます。
(参考:「北斗七星」は「おおぐま」座の一部です)

「回転」は表示画面の中心で回転します(見た目の調整)。

「自転」は地球の自転速度として、1秒間に何秒分回転するかを指定します。
(赤経の変化に相当します)
「0」では自転しません。
「1」は実際の自転と同じで、24時間で一周します。
「3600」は1時間分となり、24秒で一周します。

「明暗」を小さくすると、暗い星が明るくなり、明暗の差が小さくなります。

「輝き」が「0」の場合、各星は円形になり、「1」にすると十字状になります。

「瞬き」と「速さ」は、大気の揺らぎなどによる不規則な明暗の変化です。


大雪(アニメーション)



大量の雪が降る表現を表示します。
「変化」は「風」に変化を与えます。


小雪(アニメーション)



少量の雪が降る表現を表示します。
「数」は、小片の1秒ごとの平均的な発生数です。
「時間」は下辺にたどり着くまでの最大時間(秒)です。


(アニメーション)



擬似的な炎の表現を表示します。
入力画像の明るい部分から発火します。
(黒い部分からは発火しません)
「変化」は「冷却」のしかたに変化を与えます。
「色」を黒にすると、近似的な色温度で表現します。
それ以外の場合は、単一色の濃度で表現します。
(この機能を使用するには、Mac OS X 10.6 が必要です)


(アニメーション)



擬似的な雲の表現を表示します。
従来からの「雲」を改良しました。
従来の「雲」は、「雲1」として残してあります。

混合方法」は、青空背景は「重ね」、夕焼けは「加算」が効果的と思われます。

以下は、上記設定例の結果です。

3


4


5


6




雲1(アニメーション)
従来の「雲」を、互換性のため残してあります。



擬似的な雲の表現を表示します。
[方向](度)向き
0
90
180(-180)
-90

「画像入力」のフィルターとして「雲」を置き、「合成」フィルター(および必要に応じて「フェーダー」フィルター)を併用して背景とまとめると便利かも知れません。
「合成」は「Source Over」にします(「重ね」と同等)。