目次

継起(Sequence)

「継起」は、いくつかのシーンを連続して実行します。
実行するシーンを「ステップ」として設定します。



左側には、ステップ一覧があります。
各ステップの実行には時間差(遅延)を持たせることができます。
(遅延が「0」の場合は同時)
また、「フェード」時間(秒)により、徐々に変化させることもできます。

「継起」内のシーンは「後発優先」(いわゆる LTP)様式で実行されます。
実行器を参照)

シーン一覧
右側には、シーン一覧があります。
これは、コンソールウインドウのものと同様です。
ここからシーンを、「ステップ一覧」にドラッグ/ドロップすることで、ステップとして追加します。
コンソールウインドウのシーン一覧の選択状態が変化すると、シーン設定ウインドウの変更対象が変わってしまいます。
そのため、「継起」のステップに設定するシーンを選ぶことには使用できません。

内蔵静態シーン
別に記録されているシーンを使用する代わりに、「内蔵静態シーン」を使用することができます。
これは通常の「静態」シーンと同様の動作をしますが、「継起」シーンの中に直接設定するものです。
(シーン一覧には現れず、単独で実行することはできません)
「内蔵静態シーン」には、ステップ一覧の中で任意の名前を設定できます。
(シーンなどの名前と同様に、あとから変更しても動作に影響ありません)
また、「機能」は空白で表示されます。
「内蔵静態シーン」を追加するには、左上の「+」ボタンをクリックします。

制御対象の表示
「ステップ一覧」あるいは「シーン一覧」の中で1つだけ選択されているシーンがある場合は、その「制御対象」をコンソールに表示します。
そうでない場合は、「継起」シーンに使用されている全てのシーンの「制御対象」をコンソールに表示します。

静態シーンの編集
「ステップ一覧」あるいは「シーン一覧」の中で1つだけ選択されているシーンが、通常の「静態」または「内蔵静態」シーンの場合、その設定をコンソールで変更できます。

繰返し
これが指定されていると、ステップの実行を繰り返します。
注意:
ステップがはじめて実行されると、シーンの混合量はフェード時間により徐々に上がります。
繰返しで再度実行される時に、混合量は瞬時にいったんゼロに戻ります。
このとき、「後発優先」(いわゆる LTP)様式で実行されるので、不連続な変化が起こり得ます。
これを避けるには、各「制御対象」ごとに2つ以上のステップを使用します。
(参考:時間制御(実行器)

入れ子継起シーン
「継起」シーンが自身のステップとして直接あるいは間接的に設定されている場合、それらは実行されません。