目次

制御メニュー





混合量フェーダー
混合量フェーダーに関する設定/操作です。




混合量制御...
コンポジションの混合量を外部から制御するための設定を行います。
この設定はコンソールごとに別々に行えます。




シーン制御...
シーンの実行を外部から制御するための設定を行います。
この設定はコンソールごとに別々に行えます。
いずれの場合でも、シーンリストには、対応する制御要素の識別番号を表示します。




シーケンス制御...
シーケンスの選択を外部から制御するための設定を行います。
連続値(フェード)制御がない以外は、上記の「シーン制御」と同様です。

制御割り当て
各コンポジションの固有パラメータに、外部制御を割り当てます。


レイヤー名表示
これが選択されていると、レイヤーごとの任意の名前を表示/変更するようになります。



動画時刻表示
これが選択されていると、動画の再生時刻を表示/変更するようになります。

残り時間表示
これが選択されていると、動画の「終点」までの残り時間を表示/変更するようになります。

不使用で追加
これが選択されていると、コンポジションや画像をレイヤーとして新たに追加する時に、混合量フェーダーを最小にします。
また、フィルターを新たに追加する時は、素通り(バイパス)にします。
これにより、表示出力へすぐには反映されないようにできます。
追加するコンポジションや画像によっては、準備に時間がかかる場合があり、アニメーションの動作に影響します。


DMX 入力を使用...
DMX 入力に使用する装置を指定します。



「装置」は、DoctorMX(USB/DMX インタフェースボックス)のシリアル番号を表します。
「使用」ボタンを押すと、DMX 入力を使用します。
DMX 入力を使用中は、メニューに印がつきます。
(他のアプリケーションプログラムによって使用されているなどで、DMX 入力を使用できない場合があります)
「不使用」ボタンを押すと、DMX 入力を使用しません。


Art-Net 入力を使用...
Art-Net 入力の使用を指定します。
Art-Net からの入力は、DMX 入力と同様に使用されます。
(混合量制御,シーン制御,外部制御など)



「Net」「Sub-net」「Universe」は、送信側と合わせます。
「使用」ボタンを押すと、Art-Net 入力を使用します(UDP ポート)。
Art-Net 入力を使用中は、メニューに印がつきます。
(他のアプリケーションプログラムによって使用されているなどで、Art-Net 入力用の UDP ポートを使用できない場合があります。
Art-Net 入力には特定の UDP ポート番号が規定されています)
「不使用」ボタンを押すと、Art-Net 入力を使用しません。

同じコンピューター上で、Art-Net の受信を行う他のアプリケーションプログラムを併用する場合、Art-Net 通信用の UDP ポートを使用できなくなります。
ただし、弊社製ソフトウェア(DoctorMX など)同士であれば、Art-Net 通信用 UDP ポートを同時に使用できます。
(順次対応予定)


sACN 入力を使用...
sACN 入力の使用を指定します。
sACN からの入力は、DMX 入力と同様に使用されます。
(混合量制御,シーン制御,外部制御など)



「ユニバース」は、送信側と合わせます。
「使用」ボタンを押すと、sACN 入力を使用します(UDP ポート)。
sACN 入力を使用中は、メニューに印がつきます。
(他のアプリケーションプログラムによって使用されているなどで、sACN 入力用の UDP ポートを使用できない場合があります。
sACN 入力には特定の UDP ポート番号が規定されています)
「不使用」ボタンを押すと、sACN 入力を使用しません。

システムのネットワーク インターフェース(EtherNet、WiFi など)のうち、「デフォルト」(明示的に指定されない場合に優先的に使用されるもの)のネットワーク インターフェースを使用します。
うまく受信できない場合はシステムの設定をご確認ください。


音声入力を使用...
音声入力に使用する装置を指定します。



「設定」ボタンを押すと、音声入力を使用します。
音声入力を使用中は、メニューに印がつきます。
(他のアプリケーションプログラムによって使用されているなどで、音声入力を使用できない場合があります)
「不使用」ボタンを押すと、音声入力を使用しません。


OSC 入力を使用...
OSC(Open Sound Control)を受信する、SynVisum 内の各機能に共通の UDP ポートを指定します。
OSC についての詳細は、仕様書を参照して下さい。



「使用」ボタンを押すと、OSC 入力を使用します。
OSC 入力を使用中は、メニューに印がつきます。
(他のアプリケーションプログラムによって使用されているなどで、指定の UDP ポートを使用できない場合があります)
「不使用」ボタンを押すと、OSC 入力を使用しません。
"/dmx" にて DMX 相当データを受ける
DoctorMX の OSC 機能から、DMX データを受信します。
この DMX データは、インターフェースボックスから入力するのと同等で、混合量制御,シーン制御,パラメーター制御などに使用できます。
送信側では、OSC アドレスを「/dmx」にして下さい。
インターフェースボックスを DoctorMX の出力用に使用している場合に便利です。
OSC アドレス「/ping」を受信すると、OSC アドレス「/pong」へ応答を送信します。
既知の型の引数は、そのまま返送します。
通信状態の確認などに利用できます。


操作盤サーバーを使用...
操作盤サーバーの設定をします。
「使用」ボタンを押すと、操作盤サーバーを使用します。
操作盤サーバーを使用中は、メニューに印がつきます。
(指定の TCP ポートを使用できない場合があります)
「不使用」ボタンを押すと、操作盤サーバーを使用しません。


MIDI 入力...
外部 MIDI 機器を接続する MIDI 入力ポートを指定します。
MIDI 入力が有効な場合、「動作中」と表示します。
MIDI タイムコードはここから入力します。



複数の MIDI 入力ポートを使用できますが、それらは区別されません。
MIDI チャンネル番号だけで区別します。


SMPTE 入力...
SMPTE タイムコードはここから入力します。


不感帯...
DMX チャンネル値の「不感帯」を設定します。
この設定値以下のチャンネル値は「0」と見なします。
フェーダー出力値が不安定な場合でも、確実に最小位置にすることができます。
混合量フェーダーによる動画再生開始や、DMX によるシーン制御(上記)に有用です。
(この設定は OSC 入力による DMX 相当信号にも適用されます)




シーン選択を送信
シーンが実行される時に、OSC メッセージを送信します。
シーンの起動が手動/時間/外部によらず、常に送信します。



送信先の UDP ポートと OSC アドレスを指定します。
最初の引数を整数値とし、「0」から順にシーンに対応します。
SynVisum のシーンメモリーから、DoctorMX のキューを実行するのに便利です。