目次

シーンファイル

シーンメモリーはファイルに保存/読み込みできます。

ファイルメニュー(シーンモード)



シーンを読み込み...
シーンファイルを読み込みます。

JASCII テキストファイル(JATET L-1150)の読み込みにも対応しています。
対応キーワード
  • JASCII
  • CLEAR
  • ENDDATA
  • CUE
    • CHAN
    • DELAY
    • FADE
    • TEXT
    • LINK
    • WAIT
    • PART
PART は「個別フェード」として読み込みます。

USITT ASCII テキストファイルの読み込みにも対応しています。
対応キーワード
  • IDENT
  • CLEAR
  • ENDDATA
  • PATCH
  • CUE
    • CHAN
    • DOWN
    • UP
    • TEXT
    • LINK
    • FOLLOWON
    • PART
  • GROUP
    • CHAN
    • TEXT
    • PART
  • SUB
    • CHAN
    • DOWN
    • UP
    • TEXT
PART は「個別フェード」として読み込みます。



GROUP および SUB は、CUE と同様にシーンとして読み込みます。
CUE、GROUP、SUB が混在している場合、一度にいずれか1種類だけ選択して読み込めます。
複数のページが含まれている場合、一度にいずれか1ページだけ選択して読み込めます。

GROUP または SUB を読み込むとき、「暗転で補う」を選択すると、同じページの CUE と同じ番号がない場合に、その番号の暗転シーンを追加します。
(例:GROUP を読み込む場合で、「CUE 4 2」があるのに「GROUP 4 2」がない場合、シーン番号「4」の暗転シーンを追加します)

PATCH を読み込むと、当該コンソール機能の直後(流れ図では直下)に「パッチ」機能を追加して読み込みます。
(すでに存在している場合は追加せず、読み込むだけです)

COMOS テキストファイルおよび ComosProject CSV ファイルの読み込みにも対応しています。
(ただし、明確な仕様が規定されていないので、正常に読み込めない可能性があります)





「チャンネル値のみ読み込み」を指定すると、各シーンのチャンネル値(レベル)だけをファイルから読み込みます。
その他の設定(シーン名、時間など)は変わりません。
個々のシーンの対応付けは「シーン番号」によって行います。
ファイル内の、シーン番号のないシーンは読み込まれません。
(また、現在のシーンメモリー内のシーン番号のないシーンは変わりません)



ファイルにないシーンを残す
これを指定すると、現在のシーンメモリー内に存在するシーンのうち、ファイルには対応するシーンがないシーンをそのまま残します。
これを指定しない場合は、削除します。

ファイルにだけ含まれるシーンを追加する
これを指定すると、ファイル内に存在するシーンのうち、現在のシーンメモリーには対応するシーンがないシーンも読み込みます。
これを指定しない場合は、読み込みません。


シーンを保存
シーンメモリーをシーンファイルに保存します
(このファイルはキューシートで読み込むこともできます)。
選択範囲フェーダー名も保存します。

JASCII テキストファイル(JATET L-1150)での書き出しにも対応しています。



チャンネルデータの表現を 16 進数またはパーセントに指定できます。
16進数ではデータが完全に再現されますが、対応していない機種もあります。

シーン番号」(CUE 番号)は規格に合うように必要に応じて調整されます。
未設定あるいは重複するシーン番号は新たに割り当て直します。

その時点でのシーン形式(簡易、個別フェード、リンク、ウェイト)に合わせて書き出します。
ただし、「手動フェード」を選ぶと、フェード、ディレイ、ウェイトの各時間を書き出しません。

個別フェード」の時間が同じチャンネルをまとめて PART として書き出します。
書き出す最大パート数を指定できます。
(「0」の場合 PART データを書き出しません)
個別フェードの時間の区別が最大パート数に収まらない場合、類似の時間同士をまとめて平均化して収めます。

リンク」が「0」かリンク先シーンが存在しない場合は、LINK データを書き出しません。
(これは規格とは異なる解釈になり得ます)

USITT ASCII テキストファイルでの書き出しにも対応しています。

上記「JASCII テキストファイル」での書き出しと同様です。

「区切り文字」の様式を指定できます。
「カンマ」あるいは「スペース」は機械での処理(表計算など)に適しています。

CUE として書き出す場合に、当該コンソール機能の直後(流れ図では直下)に「パッチ」機能がある場合、PATCH データも書き出します。

SUB として書き出す場合、シーン番号を整数に切り捨てたうえで、サブマスター番号とします。

ページ 1 の CUE として書き出す時にのみ、
CLEAR ALL
SET PATCH DEFAULT
を含めます。

COMOS テキストファイルおよび ComosProject CSV ファイルでの書き出しにも対応しています。
(ただし、明確な仕様が規定されていないので、正常に読み込めない可能性があります)


シーン形式」で「個別フェード」が使用されている場合、新しいファイル形式で保存されます。
(シーンファイルおよびキューシートのスナップショットのいずれも)
これは従来の DoctorMX では読み込めません。
当面は互換性のため、「個別フェード」が使用されていない場合は、従来のファイル形式で保存されます。
将来には、「個別フェード」の使用/不使用によらず、新しいファイル形式で保存されるようになる予定です。


ウェブブラウザで表示...
シーンリストをウェブブラウザ(Safari、IE など)で表示します。
印刷(プリントアウト)のために使用できます。
ウェブブラウザ側で表示文字の大きさを変えたり、たいていは印刷設定などによって大きさを変えることができます。

表示内容は「シーン形式」の各種設定に従います。
(「個別フェード」が設定されているシーンには、最長の個別フェード時間を表示します(Separate))




チャンネルごとの設定値(0 〜 255)も表示に含めるには、いずれかのチャンネルの「」入力部分を入力状態(キーボードからの入力を受け付ける状態)にしてからこのコマンドを実行します。
チャンネルごとの設定値のパーセント(0 〜 100)も表示に含めるには、いずれかのチャンネルの「」入力部分を入力状態にしてからこのコマンドを実行します。



チャンネル番号と、対応する設定値は[/]で区切られます。
同じ値が隣接するチャンネル範囲は[ー]で区切られます。
設定値が[0]のチャンネルは表示しません。
注意:
パーセント(%)表示の場合、実際の設定値(0~255)が[1]の場合も[0 %]となり、表示されません。
同様に、隣接するチャンネルの実際の設定値が異なっていても、パーセント表示で同じになる場合はまとめられます。