目次

キューシート(時間モード)

各キューに実行時刻を設定し、時間の進行にそってキューを自動的に実行できます。
DoctorMX が起動する時に、前回最後に保存または読み込まれたキューシートファイルを自動的に読み込みます。
「繰り返し」および「遅れ」設定も一緒に保存/再現します。

キューリストには現在の時刻に相当する位置が緑色で表示されます。
タイムコードに関する操作はレコーダと同様です。



自動スタート
DoctorMX が起動するとき、およびキューシートファイルが外部から開かれたとき(ドラッグ/ドロップ、コマンドライン、スクリプトなど)、
の場合、自動的に実行を開始します。
(動作(繰返し、巻き戻し)は各キューシートファイルごとに個別に保存されますので、ご注意ください)

操作ボタン(画面上左から)
先頭ボタン
繰り返し開始時刻あるいは最初のキューの時刻に移動します。

停止ボタン
実行を停止します。

再生ボタン
実行を始めます。
実行中は緑の三角が明るく点灯します。

キャプチャボタン
表示されている時刻を取り、キューに適用します。
各キューの時刻が入力状態(選択されている)の場合、そのキューの時刻を変更します。
(「後続も」スイッチは無効です)
そうでない場合は新しいキューを追加し、その時刻を設定します。

「後続も」スイッチ
このスイッチがチェックされている場合、キューの時刻を変更した時にそのキューに続く(画面上では下側)すべてのキューの時刻も同じ時間差で変更します。
時刻を早めた場合はその前のキューの時刻より早くなることがあります。その場合はそれらのキューの時刻を早めて順序を保ちます。

一時停止
マウスクリックやキーボード操作でキューを選択すると、通常と同様にそのキューを実行します。
時間モードではさらに、時間による自動実行を一時停止します。
この間、実行位置を示す緑の線は赤色になります。
(時間進行による位置を示すもので、通過するキューは実行されません)
同じキュー(選択されているキュー)を再度選択すると、一時停止状態から「復帰」します。
これは再生の開始と同様で、メニューで「直前の操作」(下記参照)が選択されているとそれらを実行します。
「キーで開始」の場合は動作が異なります(下記参照)。




キューシート メニュー(時間モード)




キュー時刻を変更
選択範囲の先頭(一番上)のキューの時刻を変更するとともに、選択されている他のキューも同じ時間差で変更します。




直前の操作
これが選択されていると、再生を開始するとき、および一時停止後の復帰時に、開始位置の直前の操作をあらかじめ実行します。
各操作対象ごとに最後の操作だけを実行します。

キーで開始
これが選択されていると、「自走」の場合、割り当てられているキーによってそのキューの時刻から時間進行を開始します。
(「一時停止」にはなりません)
また、キーが割り当てられているキューの時刻に達すると、そのキューを実行しないで停止します。


キーボードによる制御
キューシートウインドウがアクティブ(最前面のウインドウ)の時、以下のキーの組み合わせが使用できます。
キー入力の注意点