コントロール部

コントロール部は、一連のシーンメモリーの自動再生動作を制御します。

先頭ボタン
「自走動作」（後述）が「継続」の場合、先頭時刻（00:00:00.00）に移動します。
そうでなければ「自走範囲」の先頭時刻に移動します。

停止ボタン
再生を停止します。

再生ボタン
再生を開始します。
再生動作中は緑で明るく点灯します。
外部同期のとき、再生ボタンが押下されているあいだは、外部入力にしたがって再生します。
外部入力に同期した再生を止める（禁止する）には、「停止」ボタンを押して下さい。

再生状態（自走）
再生状態（外部同期）
待機状態（外部同期）

シーン追加ボタン
その時の再生時刻およびコンソールの状態で、シーンを追加します。
シーンメニューの「シーンを新たに保存」と同等です。

再生時刻
再生時刻（位置）を表示／設定します。
外部同期のときは、外部からの時刻に「遅れ」設定を反映した時刻（シーンを実行する時刻）を表示します。

再生時刻の変更（手動、繰返しの先頭に移動、外部同期による追従など）によって、直前のシーンが実行されます。

同期選択

自走
再生を SynVisum 単独で行います。
SMPTE
外部からの SMPTE タイムコードの時刻にしたがって再生を行います。
MIDI
外部からの MIDI タイムコードの時刻にしたがって再生を行います。
時計
コンピュータ内蔵の時計を、外部からのタイムコードとみなして再生を行います。
音楽プレーヤ
音楽再生アプリケーションに同期します。
Mac OSX では「iTunes」に対応します（バージョン 9.0.2 で動作確認済み）。
Windows では「Windows Media Player」に対応します（11 シリーズで動作確認済み）。

自走動作
自走の時の動作を指定します。

継続
時刻が単に増加します。
繰返し
指定時刻間を繰返し再生します。
また、ファイルを開いた時に、自動的に再生を開始します（常設／展示に便利です）。
巻き戻し
「自走範囲」の右側で指定された時刻になると、左側で指定された時刻に戻って停止します。
また、ファイルを開いた時に、自動的に再生を開始します（常設／展示に便利です）。

外部同期動作

遅れ
外部同期（自走以外）のときに、外部からのタイムコードの時刻に対してデータの時刻を遅らせます。

例
「遅れ」が 00:00:10:00（10 秒）に設定されている場合、
外部からのタイムコードの時刻が 00:00:30:00（30 秒）のとき
データの時刻は 00:00:20:00（20 秒）になります。