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概要 EtherMX

EtherMX(イーサーエムエックス)は、DMX 信号と Ethernet 通信とを相互変換する装置です。
通信プロトコルには、広く普及している Art-Net を使用します。
(Art-Net バージョン 4 に準拠)
EtherMX には4つの DMX ポート(コネクター)があります。
各 DMX ポートは個別に、出力あるいは入力として設定できます。
各 DMX ポートには個別に Art-Net の「ポートアドレス」(Net/Sub/Univ)を割り当てることができます。
(いわゆる「ユニバース」(Universe、系統))
また、各 DMX ポートは RDM(Remote Device Management)に対応しています。
PoE(Power over Ethernet)に対応していますので、Ethernet ケーブルだけで電源を供給することもできます。
(AC アダプターでもご使用いただけます)




EtherMX 本体には、スイッチなどの操作子がまったくありません。
EtherMX の設定には、専用のアプリケーションプログラム「EtherMXSet」を使用します。
設定は EtherMX 本体に自動的に記録され、電源の再投入時に再現されます。
そのため、いったん設定が済めば、通常動作時は「EtherMXSet」を使用する必要はありません。
EtherMXSet を使用する際に、コンピューターのネットワーク設定(IP アドレスなど)を変更する必要はありません。