目次

MIDI

DMX 信号と MIDI メッセージを相互変換します。



個々の DMX チャンネルと MIDI メッセージの対応を「パッチ」と呼ぶことにします。
パッチの設定は MIDI 入/出力の両方に共通に使用されます。
「パッチ」を追加するには、「編集」メニューの「パッチを作成」を選びます。
また「編集」メニューで切り貼り、ドラッグ/ドロップで並べ替えなどできます。




動作
各パッチごとに動作(変換のしかた)を設定できます。

  • DMX を MIDI へ変換する場合
  • MIDI を DMX へ変換する場合
    MIDI ノート番号表記は、「C4 = 60」に対応しています。
    機器(製造元)によって対応が異なる場合がありますのでご注意ください。


    パッチの保存/読み込み

    一連のパッチ設定はファイルに保存/読み込みできます。
    また、「初期設定」(プリファレンス)として自動的に保存され、次回起動時に再現されます。



    キューシートのスナップショットには、各 MIDI 機能の
     パッチ
     MIDI 出力ポートの使用/不使用
     MIDI 入力ポートの使用/不使用
     DMX 出力
    が記録されます。

    使用する MIDI 入出力ポートは記録/再現されません。
    これはコンピュータの使用環境ごとに、利用できる MIDI 入出力ポートが異なるためです。
    複数の MIDI 機能を使用すると、各ウインドウには添字(#1、#2、#3、...)が付加されます。
    この MIDI 機能は、最後に指定された MIDI 入出力ポートを添字ごとに記録しておき、起動時には添字に対応した MIDI 入出力ポートを使用します。


    MIDI出力...
    この MIDI 機能への DMX 信号入力(流れ図では上から)を出力する、MIDI 出力ポート(装置)を設定します。
    「キャンセル」を押すと MIDI 出力ポートを使用しなくなります。
    MIDI 出力ポートを使用中は「MIDI出力...」ボタンが「押し下げられた」状態になります。




    MIDI入力...
    この MIDI 機能で使用する、MIDI 入力ポート(装置)を設定します。
    「キャンセル」を押すと MIDI 入力ポートを使用しなくなります。
    MIDI 入力ポートを使用中は「MIDI入力...」ボタンが「押し下げられた」状態になります。







    DMX出力
    この MIDI 機能の DMX 出力(流れ図では下へ)を指定します。
    (パッチで指定されていない DMX チャンネルは素通りします)




    MIDI メニュー



    検出
    これが選択されていると、受信した MIDI メッセージに基づいて、選択されているパッチの設定を変更します(MIDI チャンネルなど)。
    各パッチの「動作」に応じて使用するのと同じ種類のメッセージのみ使用します。

    オールノート オフ
    全 MIDI チャンネル(1 〜 16)の全ノート(0 〜 127)の MIDI ノートオフ メッセージを出力します。
    (完了まで約2秒要します)
    また、「動作」が MIDI ノートメッセージに関わるパッチの DMX チャンネル値を「0」にします。
    (MIDI から DMX への変換)


    MIDI 機能の識別名
    識別名」として、MIDI 出力動作中は「出」、MIDI 入力動作中は「入」を表示します。