目次

機種別コントローラ MIDI コントローラ

MIDI 入力装置を利用して、外部 MIDI コントローラによって機種別コントローラのパラメータを変更できます。
(Macintosh OSX では CoreMIDI に対応しています。Macintosh OS9 ではこの機能は使用できません。)
対象となる機種別コントローラウインドウがアクティブ(手前)の場合にだけ反応します。

装置選択
変更対象とする装置は MIDI ノートメッセージ(0x9n、通常は鍵盤)で選択します。
和音(コード)を押さえることで、複数の装置を選択状態にできます。
白鍵だけを使用します。
(押されたノートがすべて離されるまで和音の組み合わせになります。
何らかの原因でノートがすべて離されたことを検出できない状態になった場合は、機種別コントローラウインドウをいったん非アクティブにして再度アクティブにすることで直せます)

パラメータ変更
パラメータ値の変更は MIDI コントロールチェンジメッセージ(0xBn、フェーダ、ダイヤルなど)を使用します。
各機種ごとにどのパラメータをどの MIDI コントロールで操作するかを設定できます。




コントロール割り当て
機種ごとにどのパラメータをどの MIDI コントロールで操作するかを設定します
(機種別コントローラの別のウインドウでも、同じ機種であれば共通です)。



0 ~ 95 の MIDI コントロール番号を指定します。
「-1」は MIDI コントロールを使用しないことを意味します。
Pan や Tilt など2つのチャンネルを使用するパラメータには微調整用の MIDI コントロールを指定できます。

複数の機種を使用する場合、割り当て方に方針を設ける方が良いでしょう。
  • パラメータの性質(機能)に注目(パン、ティルト、光量など)
  • パラメータの順序に対応
など。


MIDI コントローラ
MIDI コントローラに関する共通設定です。



設定...
MIDI 入力装置を指定します。

使用
このボタンが押下された状態(上図)で、指定された MIDI 入力装置を使用して MIDI コントローラからメッセージを読み込みます。
MIDI 入力装置が他のアプリケーションなどによって使用されていると、ボタンは上がったままになります。
前回終了時に MIDI 入力が「使用」になっていた場合、DoctorMX の起動時に同じように「使用」になります。

チャンネル
読み込む MIDI チャンネルを指定します。

選択最低音
装置選択に使用する白鍵の最低音(左端の装置に対応)を指定します。
右側に MIDI ノート番号を十進数で参考表示します。
(MIDI コントローラによってはノートオクターブとノート番号の対応が異なりますのでご注意ください)

相対変化
オフの場合、MIDI コントロール値は常にそのままパラメータ値に対応します。
パラメータの現在値と MIDI コントローラ側のツマミ位置によっては、パラメータ値が急に大きく変化します。
オンの場合、 MIDI コントローラ側の「変化」をパラメータ値の「変化」に対応させます。
(パラメータの現在値と MIDI コントローラ側のツマミ位置が大きく異なる場合は、変化の「偏り」が顕著に出ます)
MIDI コントローラ側で増減を繰り返すうちに、ツマミ位置とパラメータ値は近くなっていきます。
いったん MIDI コントロール値が最低(0)か最大(127)になれば、以降はMIDI コントロール値はそのままパラメータ値に対応します。

MIDI コントローラの選択
使用する MIDI コントローラを選択する上での検討事項を参考に挙げておきます。