目次

概要

DeqEdit(デク エディット)は、DoctorMX 機種別コントローラー定義ファイルを作成するアプリケーションプログラムです。




ウインドウ左端は DMX 制御チャンネル一覧です。
慣例として、1つ目は「分割線」とします。
Pan や Tilt などのように、2つのチャンネル(16bit)を使用する場合、「Ch」は粗調整チャンネル、「微調」は微調整チャンネルです。

ウインドウ中央は「選択」制御の「項目」一覧です。
「制御チャンネル一覧」で「選択」制御が1つだけ選択状態の場合に使用できます。
「値」は、その項目が選ばれた時に使用(出力)されるチャンネル値です。
いっぽう、「下限」と「上限」によって、チャンネル値に応じた項目が選ばれます。
各「項目」では、
 「下限」≦「値」≦「上限」
となるようにします。
2つのチャンネル(16bit)を使用する場合、粗調整チャンネル値で設定します。

ウインドウ右端には、設定上の誤りや注意を表示します。
該当するチャンネル番号を表示します。
「誤り」は解決すべきものです。
(解決しないと正常に動作しない恐れがあります)
「注意」は必ずしも解決する必要はありません。


編集メニュー




  • 次の下限から上限
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」の「上限」を、1つ下の「項目」の「下限」と続くようにします。

  • 前の上限から下限
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」の「下限」を、1つ上の「項目」の「上限」と続くようにします。

  • 値を範囲中央に
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」の「値」を、「下限」と「上限」の中央にします。

  • 範囲を値で調整
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」と、それに隣接する項目の「値」によって、「下限」と「上限」を調整します。
    「下限」と、1つ上の「項目」の「上限」とが連続し、「値」同士の中央になるようにします。
    また「上限」と、1つ下の「項目」の「下限」とが連続し、「値」同士の中央になるようにします。
    選択状態ではない「項目」の「下限」あるいは「上限」も変更されます。


  • 連続添字
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」の「文字列」の中の添字(数字)を、連続的に割り当てます。
    選択状態の「項目」のうち一番上のものは変わらず、数値の起点になります。

  • 下限等間隔
    「項目一覧」内で選択状態の「項目」の「下限」を、等間隔に割り当てます。
    選択状態の「項目」のうちはじめの上側の2つの差を間隔として用い、以降他の項目に割り当てます。


  • 文字列置換
    「制御チャンネル一覧」内で選択状態の「名前」の文字列を置き換えます。

  • 添字を増加
    「制御チャンネル一覧」内で、「名前」の中の添字(数字)を増やします。
    1つだけ選択されている場合、それ以降(下側)のすべての「名前」の中の添字(数字)を増やします。
    2つ以上選択されている場合、選択状態のものだけが対象になります。

  • チャンネルを割り当て
    「制御チャンネル一覧」内で1つだけ選択されているチャンネルから、下側へ順に連続したチャンネルを割り当てます。


  • 16ビット値
    これが選択されていると、2つのチャンネル(16bit)を使用する場合、「項目一覧」内で、数値を 16 ビット値(0 〜 65535)で設定します。
    また、ファイルへ保存時に、数値を 16 ビット値(0 〜 65535)で書き出します。


    機種別コントローラー定義ファイルの保存
    ユーザーのドキュメント(文書)フォルダー内の「DoctorMX Equipments」フォルダー内に保存します。
    (保存時に自動的に作成されます)
    その中のフォルダー構成(階層)は任意です。
    DoctorMX 機種別コントローラーは、ファイル名だけで識別します。
    (あとでフォルダー構成(階層)を変更できます)