目次

フェーダー設定

フェーダーを追加するには、「編集」メニューの「フェーダーを追加」を実行します。
フェーダーを削除するには、削除するフェーダーの余白をクリックして選択状態にし、「編集」メニューの「削除」を実行します。



名前
各フェーダーには名前を付けることができます。

チャンネル
元になるサンプルデータのチャンネル(1〜4)および種類を指定します。
周波数
フェーダーとして使用する周波数の範囲を設定します。
(「サンプル」の場合は使用しません)

振幅[%]
フェーダーの元データとして使用する振幅値(あるいは周波数成分)の変化範囲を割合(パーセント)で設定します。
この範囲を狭めると変化に対する感度が高くなります。
範囲外の変化は下限および上限に制限(クリップ)されます。
(振幅を「dB 表示」(デシベル)している場合、-100 〜 0dB をリニアな振幅の範囲(0 〜 100%)として扱います)

フェーダー[%]
フェーダー値の変化範囲を割り合い(パーセント)で設定します。
通常は左側の設定値は右側より小さく、元になる振幅値が大きくなるにつれてフェーダー値も大きくなります。
逆に左側の方が大きい場合、元になる振幅値が大きくなるにつれてフェーダー値は小さくなります。



フェーダー値 表示
フェーダー値を緑の棒グラフで表示します。
設定の際の参考、および動作確認に便利です。

コントロール
フェーダー出力の種類を指定します。
種類ごとに設定内容が異なります。




フェーダー設定モニタ
フェーダーの設定状況および振幅値を、サンプルあるいはスペクトル表示の該当する箇所に重ねて表示します。
選択状態のフェーダーが表示対象となります。
「振幅」の設定値を2本の細線で表します。
元データが「スペクトル」の場合、振幅値(総和)を暗い四角形で表します。
元データが「周波数」の場合、スペクトルが最大の周波数成分を暗い四角形で表します。




DMX



照明機器などを制御する DMX 信号を出力します。
DMX 信号の出力には弊社製 DoctorMX が必要です。
(1台のコンピュータに複数の DoctorMX を接続できますが、AqFader では1台だけを使用します)

チャンネル
フェーダー値として出力する DMX チャンネルを指定します。


DMX 2ch
DMX の2つのチャンネルを使用して高分解能データ(16ビット)を出力します。
それ以外は上記「DMX」と同様です。






音声ファイルの再生レート(ピッチ)をフェーダー値によって変調します。
フェーダー値 50% で元の再生レート、100% では1オクターブ高くなります。
使用する音声を一覧から選びます。
また、音声ファイルをここへドラッグ/ドロップする事で、独自の音声ファイルを使用できます。
(音声ファイルの場所は、ユーザーの「ドキュメント」フォルダからの相対的な位置(パス)で記録します)
(ご使用になるコンピュータおよび設定によっては、変調時にノイズが発生して実用的でない場合があります)

Windows
無圧縮の .WAV ファイルを使用できます。
Mac OSX
無圧縮の .AIFF ファイルを使用できます。

音量
音量を設定します。


音量



上側にある「音」フェーダーの音量をフェーダー値によって変調します。


MIDIコントロール



MIDI コントロールメッセージ(0xBn)を出力します。
フェーダー値は MIDI コントロール値(0〜127)になります。

チャンネル
MIDI チャンネル番号を指定します。

コントロール
MIDI コントロール番号を指定します。


MIDIベンダ



MIDI ピッチベンドメッセージ(0xEn)を出力します。
フェーダー値は MIDI ピッチベンド値(0〜16383)になります。
フェーダー値 50% で中央になります。

チャンネル
MIDI チャンネル番号を指定します。


MIDIノート



MIDI ノートメッセージ(0x9n)を出力します。
フェーダー値は MIDI ノート番号(0〜127)になります。
ノート番号の変化(ある程度のフェーダー値の変化)によってノートオンを出力します。

チャンネル
MIDI チャンネル番号を指定します。

ベロシティ
MIDI ノートのベロシティ値を指定します。


MIDIトリガー



MIDI ノートメッセージ(0x9n)を出力します。
フェーダー値は MIDI ノートベロシティ(1〜127)になります。
フェーダー値設定左側が右側以下の場合(通常)、元データが「振幅」の最小値設定より大きくなるとノートオンを出力し、下回るとノートオフを出力します。
逆にフェーダー値設定左側が右側より大きい場合、元データが「振幅」の最大値設定より小さくなるとノートオンを出力し、上回るとノートオフを出力します。

チャンネル
MIDI チャンネル番号を指定します。

ノート
MIDI ノート番号を指定します。


OSC



OSC(Open Sound Control)メッセージを出力します。
同じコンピューター内(ローカルホスト)の UDP ポートに向けて送信します。
データの型は 32ビット浮動小数点数で、0.0 〜 1.0 の範囲です。
(弊社製品の SynVisum および DoctorMX は OSC の受信に対応しています)